季節ごとにちがう、取り締まりの重点
前回のPdriveMagazineでは、交通事故の発生原因BEST5をお伝えしました。
交通事故が起きる原因は前方不注視や、一時不停止、安全確認など様々です。
事故には気を付けたいところですが、同時に、交通違反にも気を付けたいところです。
社有車で違反を起こしてしまうと、社会的な信用の失墜や反則金の支払いなど、デメリットしかないといっても過言ではありません。
今回は、季節ごとに気を付けたい交通違反についてまとめてみました。
「交通安全週間」を知っていますか?
運転する方なら誰しも耳にしたことがある「交通安全週間」。
歩道で「交通安全」と書かれた旗を持った地域の方を見たことがある方も多いと思います。
それと同時に、警察でも、交通違反の取り締まりやドライバーへの呼びかけの強化など、地域住民と協力して、様々な交通安全キャンペーンを行っています。
地域差はあるものの、春・夏・秋・冬と1年に4回行われています。
(夏・冬の運動を実施している自治体は少ないようです)
季節ごとにちがう?取り締まりの要点
年4回行われる交通安全週間では、それぞれに呼びかける交通安全の重点があります。
一例を紹介します。
- 春:歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上
- 夏:スピードダウンと全席シートベルト着用
- 秋:夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上
- 冬:スリップ事故防止と全席シートベルト着用
このように、季節ごとに運動の重点としている項目はちがいます。
春は歓送迎会など、飲酒の機会が多いため、飲酒運転防止のための呼びかけが多く、
夏はスピードを出しやすいため、スピードダウンを呼びかける。
秋はだんだん日没が早くなるため、夕暮れ時や夜間の事故防止に目が向けられており、
冬は凍結路面によるスリップへの注意を呼び掛けています。
このような重点以外にも、年々、スマホや携帯電話の「ながら運転」、あおり運転への取り締まりが強化されていたりと、交通安全を取り巻く状況は日々、変化しています。
季節ごとに、重点を周知して安全運転指導を行うなどの取組をすることで、交通違反や運転状況のはかるといった活動も、有効かもしれません。
クラウドで管理することで指導がしやすくなる?
当社Pdriveサービスでは、ドライブレコーダーに搭載されたGセンサで
- 急ハンドル
- 急ブレーキ
- 急アクセル
を検知し、発生回数をレポートとしてまとめます。
例えば、4/1~6/30、5/1~8/31というふうに期間を指定したレポートで、どの危険運転が多いのか?といった傾向を割り出すことが可能です。
四半期ごとの危険運転の傾向を分析し、それをもとに、自社内独自の交通安全週間を展開するなどして、交通事故・違反の削減・撲滅を図っていきましょう。