社用車へドライブレコーダーの導入を検討するとき、気をつけなければいけないことは、車を運転するドライバーからの意見です。大なり小なり、賛成意見も反対意見も挙がってくるかと思います。このとき、反対意見に対して十分な説明をせずに、無理矢理にドライブレコーダーを導入してしまうと、実際に運転するドライバーのストレスになってしまったりして、かえって良くない影響を与えてしまいかねません。

 ですが今の時代、ドライブレコーダーの導入は必須と言っていいと思います。今も、そう思って導入を検討されているのではないでしょうか。それでも、導入に反対する声はやはりあります。反対意見に対しては、どのように対応したら良いでしょうか。

「監視されているようで嫌」という声

 どんなドライブレコーダーでも映像を記録することができます。多機能なドライブレコーダーであれば、そのときの位置情報走行速度まで記録に残せます。さらに、それが通信型ドライブレコーダーであれば、それらの情報をリアルタイムで把握することも可能になってきます。

 一見すると、確かに監視に使える機能を持っていると言えてしまいそうです。ですが、それはドライバーを見守る機能を持っているとも言い換えられるモノなのです。

 Pdriveは、多機能な通信型ドライブレコーダーを活用したサービスですので、先述の通りリアルタイムで様々な情報を把握することが可能です。その機能の中には、ドライブレコーダー端末が衝撃を検知した際、事前に設定してあるメールアドレスへ自動でメール通知する機能も備わっています。

 例えば、事故の衝撃が原因で通知されたメールがあった場合、受け取ったメールをきっかけにして、管理者は各所への連絡など初動対応が迅速に行えるかもしれません。そうした迅速な対応は、ドライバーの身を守ることに繋がります。

 ドライブレコーダーが持つ様々な機能は「監視するためではなく、守るためについている」という認識が重要になると思います。その認識を社内で共有することができれば、ドライブレコーダーの導入もスムーズに進むのではないでしょうか。

「独り言まで記録されてしまうのが嫌」という声

 車内の空間は、比較的プライベートなスペースに例えられると思います。人によっては独り言を言ったり、中には歌を歌ったり……運転に支障がない範囲であれば個人的にはある程度なら自由にしても良いのではないか、と思います。
 ですが、ドライブレコーダーを導入することでそれらの音声まで記録に残ってしまうとなれば、抵抗を覚える人は少なくないと思われます。

 もちろん、音声を録音することで、事故があった際の重要な証拠になり得るメリットもあると思います。ですが、どうしても「音声を録音されるのは嫌」ということでドライブレコーダーの導入が頓挫してしまうくらいであれば、いっそ「音声録音機能はOFFにする」という選択肢もあり得るかもしれません。

 Pdriveには、様々な設定項目があります。その中には、端末の動作や機能についての設定項目もあります。細かく挙げれば非常に豊富な項目数になってしまうので全てをご紹介することはできませんが、その一部を以下にご紹介したいと思います。

 図は、端末設定の一部を抜粋したものになります。設定の中には、もちろん「音声録音」の項目もあります。設定を「無効」へ変更すれば、端末側で音声を録音することはなくなります。これなら、ドライバーにとっても、ドライブレコーダーの導入を受け入れやすくなるかもしれませんね。

必要な機能を必要な分だけ選べる

 Pdriveは様々な機能を持っていますが、その多くは「有効/無効」の設定が可能になっています。ご利用方法によりけりですが、もしご自身の環境では不要であると思った機能がありましたら、設定を「無効」へ変更していただくことで、より一層使いやすくなるようなカスタマイズが可能です。

 目的や用途に合わせてご利用いただけるPdriveをぜひご検討ください。