運転中、「さっきからずっと着信きてる・・・誰だろう。」と気になったことはありませんか?でも、運転中に確認してしまったら”ながら運転”です。
逆に、「さっきから電話しているのに出てくれない・・・運転中かな?」と、急ぎの用件があるのにコンタクトが取れなかったことはありませんか?でも、相手が運転中かもしれません。

そんなお悩みを解決できる、高性能ドライブレコーダーTMX-DM03の「TTS」機能についてご紹介します。

TTSとは?

TTSとは、「Text To Speach」の略であり、Pdrive管理画面で入力した”テキスト(文字列)”が、遠く離れたドライブレコーダーから”音声出力”されます。
また、音声出力すると同時に、ディスプレイにテキストも表示可能です。

単純明快な機能ですが、用途によって色々な使い方ができます。

TTSの活用例

冒頭で挙げたように、ドライバーと話したくても、電話に出てくれない時って結構ありますよね。また、電話を掛け、運転中であるにも関わらず電話に出られてしまったら、その運転手は安全運転義務に違反している可能性があります。
(上司から電話が来たら、反射的に応答してしまいそうになりますよね。。)

運転中の人にコンタクトを取りたい時に役立つのが、TTSです。

まずはPdrive管理画面上にて、話したい相手が運転中かどうかを確認します。
運転中であった場合、TTSを活用し、以下のようなメッセージを送ってみましょう。

「至急確認したいことがあるので、車を停車させて連絡ください。」

するとドライブレコーダーから音声とテキストで出力し、ドライバーへ通知します。
このように、ドライバーは連絡が必要であることを認知することができ、コンタクトを取ることが容易になります。
Pdrive管理画面上にて走行中の道路も確認可能なので、具体的な停車場所を指示したり、「帰りに○○寄ってきて!」など、作業内容の指示を送信することも可能になります。

特定のドライバーへ個別に送信するだけではなく、すべてのドライブレコーダー全体に一斉送信することも可能なため、活用方法も様々です。

この他にも、あらかじめ設定することで、特定のタイミングで送信することも可能であり、例えば業務時間ではない深夜帯にエンジンONがあった場合に、

「社有車を私用で利用することは処罰の対象です。業務で利用する場合は所属長に報告をお願いします。」

と、警告することも可能です。

ドライバーに安全運転義務違反をさせないためにも

地域やその時の状況によって、ハンズフリー通話も安全運転義務に違反したとみなされるケースがあります。ドライバーも管理者も、”安全運転義務”を十分に理解する必要があります。
運転中に携帯電話を手に持たないようにすることは当然ですが、電話をかける側も、相手が運転中かどうかを配慮し危険運転につながる要因を与えないことも重要です。
TTSは、心にゆとりをもって運転してもらうことができる効果的な機能です。