企業情報

株式会社丸運ロジスティクス関東 様https://www.maruwn.co.jp/group/about/maruwnlogisticskanto/

【本社】
 東京都江東区東雲二丁目5番25
【設立】
 1950年7月14日
【事業内容】
 貨物自動車運送事業
 荷役業
 産業廃棄物収集運搬業
 機械器具設置工事業
 とび・土工工事業  他

【丸運ロジスティクス関東様のご紹介】

 丸運ロジスティクス関東様につきまして、貨物輸送から液体輸送まで幅広く展開されている丸運様グループ企業の中核を担っている物流会社です。主に関東地方を中心にした貨物輸送を行っており長年蓄積されたノウハウを提供し続けています。コンテナ専用車両、トレーラー等車両248台以上を保有する企業様です。

 年に2回、所長様・安全担当者様が集まり方針の確認や事故等の共有化を図られており、各営業所でも月に1回業務終了後に集まり安全ミーディングを行われ、必要に応じて外部講師を招いた講習会を設けるなど、安全運転教育にとても力を入れられております。

【ご導入頂いた経緯は?】

 株式会社丸運ロジスティクス関東では、以前『インカメラのないデジタコ一体型のドライブレコーダー』を使用しておりましたが、インカメラがないことで車内の状況を確認することができないため、ドライバーの「運転状況」「運転姿勢」「車内の整頓状況」を確認することができませんでした。

 そこで前方と車内が確認できる2カメラ制のドライブレコーダーを活用するPdriveを導入することで、以下の4点が安全運転対策に効果が高いと考え、デモ機を使用した結果導入をすることとなりました。

【安全運転対策に効果が高いと考えた点】
  1. インカメラによって車内の状況の確認ができること
  2. 撮影される動画の画質が良いこと
  3. 急挙動時の動画の自動送信機能があること
  4. 緊急時用の通報ボタンを使うとドライバーから管理者へアラートが出せること

【Pdriveをご導入頂いたポイントは?】

 上記の「安全運転対策に効果が高いと考えた4点」やWindowsバージョンによって買い替えが必要になるなどがないことがポイントとなります。

 2カメラ制のドライブレコーダーで前方と車内を撮ることができますが、インカメラを助手席側に付けて、斜め上からドライバーを撮ることで、より詳しく運転状況や車内の整頓状況、手元等を確認することができ『運転状況の見える化』によってより的確な安全運転指導はもちろん、有事の際のリスク管理も行えております。
 実際、インカメラによる『運転状況の見える化』ができる環境があったおかげで、事故が発生してしまった際に

「ドライバーが正面を見て安全運転をしていたにも関わらず相手車両の危険運転が原因で事故が発生した。」

ということが証明できて過失割合が大きく下がったこともあります。

この時「会社を守れた」ことも大きいのですが、「日々運転をしているドライバーを守ることができた」のでPdriveを採用・導入して良かったと思っております。

 また、以前使用していた「デジタコ一体型ドライブレコーダー」はWindowsバージョン更新などの影響で定期的に『更新(入替)』をする必要があり、「この定期的かかる大きな経費を削減する方法はないものか」と悩んでおりましたが、Pdriveを採用し「より安価な一体型ではないデジタコを導入すること」で定期的に迎える悩みを解消することができました。
 Pdriveはクラウド型のサービスでWindowsバージョンに左右されないものであり、ドライブレコーダー本体も、経年劣化による部材の交換は当然ながらあるものの長く使用できているので、「デジタコ一体型ドライブレコーダー」を使用していた頃より大きく経費削減をすることが出来ております。

【運転指導方法はどのように行っていますか?】

Pdriveを活用した安全運転指導としては、以下のものを行っております。

【Pdriveを活用した安全運転指導】
1.インカメラの映像を元に、「不安全行動はないか」「車内が整理されているか」
 確認し都度ドライバーと実際の動画を見ながら改善点等の指導を行う。
2.急挙動等のイベント通知の数が多いドライバーに対して、イベント通知による動画を
 確認しての教育はもちろん。普段の運転(運転姿勢や安全確認等)を確認するために
 SDカード内の動画を確認して、所属長からドライバーへの教育指導を行う。

【Pdriveをつけるにあたり、社内ではどのような反応がありましたか?】

 導入当初は、インカメラによる社内の映像が撮られることに対して、多くの反応がありましたが、「インカメラの映像が決め手となって過失割合が下がった」「自身の運転の振り返りがしやすい」といった点から、今では批判はもちろんなく必要なものとして使用してもらっています。
 また、インカメラを正面から撮るのではなく、斜め横から撮影するように設置をすることで、手元の動作や車両の右側の動きが見れるようになって多くの情報が得られるようにできるため、『安全運転指導』を行う上でとても大事なものとして活用しております。

【今後の展開はどのようにお考えですか?】

 Pdriveでは必要性の高い「急挙動時の動画」を事前に登録をしたメールアドレスに自動送信(通知)してくれるので、「SDカードの中のデータを見ないと分からない」ということがありません。

 また、SDカードの劣化についても管理サイト上で目安を確認することができるので、「実はSDカードの劣化によって動作していなかった。」「録画されていなかった。」というリスクを軽減することもできておりますが、営業所ごとに取り組み具合に差があるため、定期的に実施されているのかを確認していき、更に意識を高めてもらえるように取り組んでいきたいと考えています。