年末年始は特に事故が多い
冬。気温が下がり、雪が増えて、本格的に毛布から出るのが億劫な季節ですね。
年末年始は、帰省や旅行などで交通量も多く、また降雪や凍結などによる悪路など、様々な理由から事故が増える傾向にあるようです。
警察庁発表の統計を見ると、過去3年間で、交通事故件数、死亡事故件数は減少傾向にあるようですが、依然として12月の事故死者数が一番多いことがわかります。
2018 | 2019 | 2020 | |
交通事故件数 | 430,601件 | 381,237件 | 309,178件 |
うち死亡事故 | 3,449件 | 3,133件 | 2,784件 |
月/年 | 2018 | 2019 | 2020 |
1月 | 318 | 265 | 262 |
2月 | 245 | 210 | 247 |
3月 | 239 | 261 | 239 |
4月 | 270 | 266 | 213 |
5月 | 253 | 210 | 194 |
6月 | 235 | 206 | 202 |
7月 | 280 | 229 | 191 |
8月 | 296 | 278 | 197 |
9月 | 279 | 293 | 243 |
10月 | 338 | 313 | 273 |
11月 | 326 | 328 | 280 |
12月 | 410 | 356 | 298 |
昼夜の別でみると、夜間のほうが発生率が高いことも特徴かと思います。
日照時間が短く、薄暮時の一時不停止や、安全不確認が原因であることが多いようです。
雪や悪路で視界が悪い際には、「だろう」運転にはより注意したいところです。
Intelligent Pilotの活用
以前にもご紹介いたしましたが、ドライブレコーダー「TMX-DM03」には、Intelligent Pilotが搭載されています。
また、インカメラ/アウトカメラを用いて「DMS」「ADAS」が機能として搭載されています。
Intelligent Pilotでは、過去実際に事故が発生した地点データとデジタル地図データから、全国の道路で事故が発生しやすい場所を分析、天気などリアルタイムの状況やひとりひとりの運転傾向を考慮し、車両ごとに事故のリスクを予測し、必要なときに端末からアナウンスが発せられます。
運転はいつも慎重に行うべきですが、とくに事故が多い地点などは、より慎重に運転すべきです。
そんな時に警告してくれるので、漫然運転や「だろう」運転を減らすカギになると思います。
おわりに
2021年のPdriveMagazineの更新は、当記事で最後になります。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
2022年も、コネクテッドカーに関する様々な情報を発信していきますので、
皆様のお役に立てれば幸いです。
また、弊社のPdriveサービスにご興味を持たれた方は、ぜひともご連絡ください。
それでは、よいお年をお迎えください。