先日のPdriveMagazineでは、無事故・無違反を目指す北海道での活動について触れました。

今回は、身近に潜む、とても危険な交通違反についてご紹介したいと思います。

飲酒運転

飲酒運転には、2つの種類があります。

  • 酒気帯び運転…呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15㎎以上検出された状態。
  • 酒酔い運転…アルコール濃度に関わらず、まっすぐ歩けない、呂律が回っていないなど明らかに運転に支障があると判断される状態。

「これくらいなら大丈夫だろう」とお酒を飲んで運転していても、必ず運転に支障が出る非常に危険、かつ悪質な交通違反である…ということは誰もがご存知のことと思います。

しかし、前日に多量のお酒を飲み、翌日の朝、「昨日は飲みすぎちゃったなあ」と、二日酔いのまま運転してしまう…という経験はないでしょうか?

体内にアルコールが残っている状態での「二日酔い運転」も、立派な飲酒運転であり、身近に潜む違反のひとつなのです。

身体からアルコールが分解される速度は人それぞれですが、缶ビール1本でも完全に分解されるには数時間かかるとされています。

たとえ基準値を下回る量であっても、酒気を帯びた状態での運転は、集中力・判断力・思考力の低下を招き、重大な事故に発展してしまう、とても危険な運転なのです。

二日酔い運転防止のために

アルコールチェッカーなどを導入し、運転前に必ず計測を行う企業も増えてきています。

ただ、全員が計測を行ったか確認するのは、とても大変な作業です。

Pdriveの「日報」画面では、アルコールチェックのほかにも、車体の点検や装備品の点検など、運転前点検を行ったかどうかが簡単にチェックできます。

また、承認機能によって、確認漏れを防ぐことが可能です。

おわりに

2007年に罰則が強化されてから、飲酒運転による事故の件数は年々減少傾向にあります。

現在はコロナ禍ということもあって、飲酒を伴う食事会などはほとんどないでしょう。

しかし、ワクチン接種が始まり、またいつものように大人数でお酒を飲む機会が、少しずつではありますが段々と迫ってきたいま、あらためて飲酒運転の危険性について考え、防止していく取り組みのお手伝いができればと思っています。

ぜひ、ご活用ください。